トイレ つまりの市場規模を昨年と比較

その数は、それぞれの担当者も入れて実に一○○人にも上ったという。
これは、トヨタと中国の天津汽車集団との現地合弁「天津トヨタ自動車有限会社」の設立記念式典に出席するためだった。 現地で記者会見に臨んだO会長は、「必ず中国の人々に気に入ってもらえる」と終始にこやかな笑顔を見せて語った。
その胸の内には、O氏がトヨタ社長に就任して以来の悲願であった中国進出がようやく実現したという満足感があった。 「バスに乗り遅れるな」とは、O氏が社長就任時に発した巨大市場中国への本格的取り組みへの言葉だった。
「必死になって最終バスを追いかけた」とO氏が述べているように、九八年の乗用車エンジン合弁生産開始を経て、ようやく天津トヨタ自動車有限会社設立にこぎつけたのである。 中国での現地生産は、二○○二年からヴィッツと同じプラットホームのNBC(ニュー・ベーシック・カー)で、新小型車を年間三万台生産して中国市場に挑むことになる。
また、四川では現地合弁の「四川トヨタ自動車有限会社」が二○○○年末から中型バス生産を開始しており、中国では二つのプロジェクトをしっかりと軌道に乗せることが課題となる。 ダイムラークライスラーが三菱自動車工業を、ルノーが日産自動車を傘下に収めた背景には、それを足がかりにしたアジア市場進出という狙いが隠されている。
GMにしてもフォードにしても、アジアに基盤を持つ日本車メーカーと連合を組むことによって、アジア市場開拓を目論んでいるのだ。 しかし、なぜここにきてその動きが活発になったのか。

実は、アジア市場が自由化(完成車輸入解禁、国産車規制撤廃など)に向かっているからである。 ASEAN各国がこの自由化に向けて動き出す中で、かつて一九六○年代後半から七○年代に撤退した欧米メーカーが捲土重来を目論んでおり、市場競争激化の気配を見せている。
トヨタもまた、中長期的な観点でアジア戦略をとらえている。 ASEAN域内を始め、中国、韓国、台湾との関係も深まり、今後は中近東、豪州、南アフリカ、中南米などへの関わりも大きくなると見ている。
基本的には、トヨタのアジア戦略の地位を盤石なものにするため、商品の先行投入、販売力の強化を推進していく。 また、ASEAN域内自由化進展を踏まえた最適生産供給体制の構築に力を入れる方針だ。
TUV(トヨタ・ユーティリティー・ビークル)とハイラックスをベースにした1MVは、外観がSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)で、生産をインドネシア、タイ、ブラジル、南アフリカ、トルコなどの工場で同時生産を検討している。

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